運用保守エンジニア
はじまりは、
「ITインフラってなんだろう?」。
佐々木 由梨子(24歳/入社歴3年半)
もともと、パソコンを使った仕事をしたいと思っていて思い浮かんだ職業が事務職でした。就職活動を進めていく中で大学の方から、「パソコンを使う仕事が良いなら、ほかにもありますよ」と紹介してもらったなかにIT業界がありました。自分が気になることは納得いくまで調べて理解したくなる性格なので、私はすぐにIT業界に興味を持ちました。
パソコンやスマホ、電話などはつながることが当たり前ですが、その当たり前はどのようにして成り立っているのかを調べていくと、“当たり前を支えている仕事”があることを知り、その人たちはどこでどのようなことをしているのだろうと考えるうちに、面白そう、と思うようになりました。そこで見つけたのがニスコムです。ハードルは高いと思ったのですが「可能性に挑戦」というニスコムのコアバリューを見て、まずは挑戦してみたいな、という気持ちから志望させてもらいました。
入社後すぐは、サーバの監視業務に配属されました。監視業務というのは、24時間365日、サーバに障害がないか監視ツールを使って見守る業務です。障害(アラート)がでると、どこのホストで何のエラーが起こっているのかを調査して、自ら対処することもあれば、詳しい担当の方に報告して対応してもらうこともありました。私が常駐している職場では、複数企業のサーバを1ヵ所で管理しています。サーバは24時間365日稼働しているので、交替制で夜勤もありました。マニュアルがありますので、その通りに対応していきます。対応しているうちに、ゼロだった知識が増えて、仕事をしながらどんどん知識をつけることができることも魅力でした。また夜勤は結構時間が長かったので、その間に先輩たちがいろいろな仕事を教えてくれました。年齢は一番近くても7~8歳年上だったので、言葉遣いに気をつけましたし、勉強になりました。意外だったのは、みな声を出していて、寡黙に仕事をする環境ではなかったということです。
3年間の監視業務ののち、同じ職場のサービスデスクへ異動しました。今は、お客様からの問い合わせ対応が主業務です。2017年の7月から今の業務ですので、まだまだ学ばなければいけないことも多いですし、ニスコムからの代表のような形で異動したので期待に応えられるよう、精一杯がんばろうと思います。
最初のころは、アラートが鳴ったり光で知らせたりするだけで慌てそうになっていました。障害対応で初めてサーバに入って再起動のエンターキーを押すときは、先輩がついていましたが、とてつもない緊張感でした。今後はネットワークのことも学んでいきたいと考えています。お客様に言われたことでわからないことは、私の担当ではないけれど知りたいと思うのです。基礎的なことを勉強して、さらにそこからどのような景色が見えるのか、“気になるから調べてみたい”で出会った仕事で、さらに成長していきたいと思います。
応募される方には、「知識ゼロでも興味と好奇心、向上心があればできると思いますので、学びながら一緒に成長していきましょう」と伝えたいです。
取材:2017年11月
1日の流れ
【異動前】
監視業務
(シフト勤務で夜勤)
【異動後】
運用業務
(日勤)